Nextorage株式会社(ネクストレージ株式会社、代表取締役:本多 克行、神奈川県川崎市)は、PCIe Gen 5.0対応NVMe SSD NE5Nシリーズを2023年5月31日より販売開始することお知らせします。
読み出し最大10,000 MB/s、書き込み最大10,000 MB/s[1]
Gen5 SSD NE5Nシリーズは、高性能のコントローラーと先進のNANDフラッシュを搭載し、圧倒的な高速性能を実現。4K/8Kコンテンツクリエイターやデータサイエンティストなど、ヘビーな処理が求められるプロユースケースや、ハイエンドのゲーム環境を追求するユーザーに最適です。最新のテクノロジーがもたらす高速データアクセスと高い信頼性で、ストレージ環境を一新します。
※NE5N2TBの測定値です
デュアルヒートシンクで最適な温度管理
コントローラーとフラッシュのヒートシンクを独立させることで、それぞれの信頼性が確保される温度にバランスを取りながら冷却を行い、最適な温度管理を実現します。
冷却効率を追求した省スペース設計
「2階建て構造+ヒートパイプ」という独自の設計により、他のデバイスに干渉しにくく、省スペースな形状を実現。また、ヒートパイプを利用することで、ヒートシンク内の熱を均等に分散し、より効率的な冷却効果を発揮します。(特許出願中)
※ご購入前にお使いのマザーボード等に取り付けできるか外形寸法を予めご確認ください
各部のTIM(熱伝導材)を最適化
ICチップごとにサーマルパッドの厚さを最適化し、ヒートシンクと正確に接触させることで熱を効果的に伝え、性能を最大限に引き出します。さらに、コントローラー部には熱抵抗を下げるためのサーマルグリスを採用し、コントローラーの熱を効率的にヒートシンクに伝えるようにしています。
※TIM=Thermal Interface Materials(サーマルインターフェイスマテリアル)
静音&省電力のファンレスヒートシンク
ファンを使用しないため、消費電力の増加や騒音の心配がありません。また、動いているパーツがないため耐久性が高く、長期にわたって安定した冷却性能を提供します。
ユーザーのニーズにあわせて高性能ヒートシンク搭載モデルと基板単体モデルをラインアップ
放熱効率を上げるため、あえてコントローラー部分にラベルを貼らず、好みのヒートシンクの装着が可能に。ニーズに合わせた放熱環境を構築できます。
※注意事項
・M.2 (PCIe5.0 x 4)のインターフェース対応のマザーボードをご使用下さい。 未対応のマザーボードをご使用の際はPCIe5.0のパフォーマンスが発揮されません
・PCIe5.0対応ヒートシンクを必ずご使用ください。(動作確認済みヒートシンクは下記参照)
・マザーボード付属のM.2用ヒートシンクでのご使用は控えてください
・上記3点が守られない場合、保証期間内であっても保証対象外となります
動作確認済み別売りヒートシンク
メーカー | モデル |
---|---|
ASRock | FAN M.2 SINK TYPE-1 (Silver) FAN M.2 SINK TYPE-2 (Black) FAN M.2 SINK TYPE-3 (Silver) FAN M.2 SINK TYPE-4 (Black) FAN M.2 SINK TYPE-5 (Taichi) |
※ 製品の仕様につきましては、メーカーウェブサイトをご確認ください
市場想定価格・販売情報
市場想定価格(税込)
- ヒートシンク有りモデル
NE5N1TB/FHHE SYM : 31,800 円 (1 TB)
NE5N2TB/FHHE SYM : 59,800 円 (2 TB) - ヒートシンク無しモデル
NE5N1TB/FHNE SYM : 27,800 円 (1 TB)
NE5N2TB/FHNE SYM : 55,800 円 (2 TB)
主な仕様
シリーズ | NE5Nシリーズ | |
---|---|---|
モデル(ヒートシンク有り) | NE5N1TB/FHHE SYM | NE5N2TB/FHHE SYM |
モデル(ヒートシンク無し) | NE5N1TB/FHNE SYM | NE5N2TB/FHNE SYM |
容量[4] | 1,000 GB | 2,000 GB |
インターフェース | PCIe 5.0 × 4、NVMe 2.0 | |
NAND フラッシュ | 3D TLC | |
フォームファクタ | M.2 2280-D2-M 両面実装 | |
最大シーケンシャル速度 (読み出し)[1] | 9,500 MB/s | 10,000 MB/s |
最大シーケンシャル速度(書き込み)[1] | 8,500 MB/s | 10,000 MB/s |
最大ランダムアクセス速度 (読み出し)[1] | 1,300,000 IOPS | 1,400,000 IOPS |
最大ランダムアクセス速度(書き込み)[1] | 1,400,000 IOPS | |
DRAM キャッシュメモリ | 2GB DDR4 SDRAM | 4GB DDR4 SDRAM |
TBW (書き込み耐性)[2] | 700 TB | 1,400 TB |
MTBF (平均故障間隔)[3] | 1,600,000 時間 | |
最大消費電力 (READ/WRITE)[1] | 10 W / 10 W | 10.5 W / 11 W |
動作保証温度[5] | 0 ℃ ~ 70 ℃ | |
保存湿度 | – 40 ℃ ~ 85 ℃ (結露なきこと) |
|
外形寸法 ヒートシンク有り (W x H x L) |
約 24.8 x 38.7 x 80.5 mm | |
外形寸法 ヒートシンク無し (W x H x L) |
約 22 x 3.2 x 80 mm | |
機能 | SLC Caching, Advanced Wear Leveling, Bad Block Management, Thermal throttling, TRIM, S.M.A.R.T, Over-Provision, ECC, End to end data path protection, Sanitize | |
同梱品 | ・Acronis® True Image OEMダウンロード用シリアルコード * ネジは付属しておりません。 |
|
ソフトウェアダウンロード | Acronis True Image OEM | |
保証期間 | 購入日から 5年間 |
Nextorage M.2 SSDについて:
脚注:
[1] 文中の最大パフォーマンスは、NE5N2TBにおける性能を表します。パフォーマンスおよび消費電力は、測定条件によって異なる場合があります。測定値は上記に記載した項目以外の要因にも依存しますので、表記性能が出ることを保証するものではありません。 測定値は以下の条件に基づいています:
<シーケンシャル速度>
CPU : AMD Ryzen 9 7950X
マザーボード : ASRock X670E Taichi Carrara
OS : Windows 10 Professional 64bit
計測ソフトウェア : CrystalDiskMark7, 1GB range, SEQ1M Q8T1
<IOPS>
CPU : Intel Core i9 13900K
マザーボード : ASRock Z790 Taichi Carrara
OS : Windows 10 Professional 64bit
計測ソフトウェア : CrystalDiskMark7, 1GB range, RND4K Q32T16
[2] TBWは、JEDEC218 / 219ワークロードに基づいて算出しています。
[3] MTBFは、シミュレーションソフトウェア(Relex7.3)に基づき算出しています。大容量のドライブではMTBFが低くなることが予想され、すべての容量に最小のMTBFが適用されます。
[4] 容量は10億バイトを1 GBとして表記しています。実際に使用可能な領域は、システムファイル領域があるため、表示されている内容より少なくなります。
[5] 環境温度ではなくFlash温度で規定しています。動作保証温度全域にわたって最大パフォーマンスを保証するものではありません。
デザイン‧仕様は予告なく変更する場合があります
PCle は、PCI-SIG の登録商標です
NVMe は、NVM Express, Inc の商標です
Acronis® は米国およびその他の国々における Acronis International GmbH とその関連会社の登録商標です
その他のシステム名および製品名は、一般に各メーカーの登録商標または商標です
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