Nextorage株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:本多克行、以下Nextorage)は、2025年5月1日より、戦略的パートナーであるPhison Electronics Corporation(本社:台湾)のソリューション製品「aiDAPTIV+」を用いた、オンプレミスLLM[1] 環境での効率的な学習環境の構築を目的とするPoC[2] ならびに同製品の販売を開始したことをお知らせします。
[1] Large Language Model、大規模言語モデル
[2] Proof of Concept、概念実証

aiDAPTIV+はオンプレミス環境での生成AI活用において、GPUのVRAM不足を、システムメモリとSSDで補完する、Phison Electronics社独自の技術に基づく製品です。企業において情報セキュリティ面を考慮した生成AIの利活用にはオンプレミス環境での運用が望ましいですが、その環境構築には多額の投資が必要となります。今回PoCを行うaiDAPTIV+のソリューションは、初期段階でのハードウェア投資を抑えながら、ファインチューニングと活用度に応じた段階的な拡張を可能とするものです。

既に台湾や米国を中心に、IT企業・官公庁・病院・学校などでPoCや採用が飛躍的に進んでおりますが、日本ではケーススタディが非常に少ない現状となっております。そこで当社での実証を通じた同製品の普及促進と販売活動を行う事となりました。
また、今後のPoCの進捗については、Phison Electronicsグループ、並びに事業パートナー企業様のご協力のもと、順次公開を進めてまいります。※公開方法については改めてご案内いたします。
Phison Electronics社、aiDAPTIV+に関する情報は以下をご参照ください。
Phison Electronics社:https://www.phison.com/ja/
aiDAPTIV+製品情報:https://www.phison.com/ja/aidaptiv-plus-ai-data-storage-solution
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